トップページ おススメ花の山 おススメ展望の山 おススメ紅葉の山 ベストセレクト 山行記録

    大朝日岳 (山形)

    6月20日  
大朝日岳 1870m(山形)

おおあさひだけ
日本百名山。念願のヒメサユリとゼブラに出会い、山頂にも立てた大満足の大朝日


古寺案内センター・・・・・古寺山・・・小朝日岳・・・大朝日岳・・・小朝日岳・・・古寺山・・・古寺案内センター


古寺案内センターを4:30に出発。昨晩まで降り続いた雨がすっかりあがって空も明るくなり、気持ちの良い
スタートとなった。まずは一服清水付近まで頑張って距離を稼ぎ朝食をとることにした。案内センターのご夫婦
が心を込めて作ってくださったおにぎりを頬張って古寺山を目指した。古寺山を過ぎた辺りからは雪渓がでて
きたが、ハクサントドリやシラネアオイなどが雪融けを待ってきれいな花を咲かせていた。念願のヒメサユリは
咲いてるだろうかと祈るような気持ちで歩いていると、目の前に一輪だけ雨上がりの雫を光らせて咲いていた。
感動である。何とも言えぬ淡いピンク色の姿である。今にも咲きそうな蕾のものが周りにもいくつかあってテン
ションも上がってきた。わくわくしながら小朝日岳の雪渓歩きに入った。見上げるとくっきりと小朝日の姿が目
の前に現れきれいな青空と雲が夏山を思わせる。登りきったところが山頂だ。展望はとてもよい。大朝日連峰の
残雪の作るゼブラ模様が山容の大きさを物語っている。大朝日の稜線上をじっと見ると小さな建物が見える。
大朝日小屋であろう。まだまだ時間がかかりそうだと思いながら、銀玉水まで辿りついた。ここからはアイゼン
を付けないと傾斜が急で雪渓を登れない。少しだけ足をとられながらも何とかクリアーすると、やっと稜線に出
ることができた。今度は足元にチングルマやウスユキソウなどお花畑が広がっていた。まるで楽園である。その
中を軽やかに進んでいくと、遠くに見えたはずのあの山小屋に着くことができた。ほっとする間もなく、ここまで
5時間半かかっているので休憩せずに山頂に向かった。15分ほどでついに大朝日岳山頂に登り詰めた。目標
達成である。長かったなあと同時にやった〜という達成感!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                                                                               
 古寺案内センターをスタート
 2021.6.20
 古寺鉱泉登山口へ
 
 樹間から
 
   
 古寺山へ向かう
 ムラサキヤシオツツジ
   残雪ゼブラが見え始めた
 古寺山山頂から大朝日 
 タニウツギ
 雪渓出現

  
 ハクサンチドリ 
 一輪だけ咲いていたヒメサユリ
  会いたかった

  
 シラネアオイ
 古寺山を振り返る
 いよいよ大朝日の雪渓
  
小屋が小さく見える
 天気になってきた
 キバナシャクナゲ
  
 まき道との合流点(熊越)
 キバナノコマノツメ
 コバイケイソウ
 
  
 大朝日が近づいてきた
 小朝日が小さくなる
 銀玉水でわき水を補給
  
 アイゼン装着
 雪渓から大朝日がくっきり
 ヒナウスユキソウかな?
  
 チングルマ
 大朝日小屋が近づいてきた
 小屋で休まず通過
  
 ついに山頂到着
 月山が見える
 Y字雪渓
  
 雪渓を再び通り下山
 サンカヨウ
 ナナカマド
  
 帰りは5〜6個咲いていた
 ゼブラよ、さようなら
 ムラサキヤシオ
  
 合体の樹
 古寺鉱泉は閉館
 古寺案内センター駐車場に着く
    

雨上がりに咲いたヒメサユリ(今季第1号)


    

古寺山からの小朝日と大朝日連峰(ゼブラ)の展望




Copyright © 2021 登山の写真を集めたページへようこそ! All rights reserved.
by てくてくわくわく山歩き集