武尊神社・・・・・手小屋沢・・・武尊山山頂・・・剣ヶ峰山・・・武尊神社
にならないように止め身支度をして出発。この先登山口の林道終点まで1.6km歩かなければならないが、悪路だと聞いた ので手前に駐車したもののゆっくり行けば支障のない道だった。登山口からの登りが始まった。徐々に傾斜が増して息が 少し荒くなるたびに渡渉する沢の水で体を冷やしながら手小屋沢までたどり着いた。ぬかるんだ登山道をきたので足元 は泥だらけだが、このあと濡れた岩場でクサリとの戦いが待っている。おまけにガスっていて周りは何も見えない。滑落 しないよう細心の注意を払いながら緊張の連続であった。どうにか4か所の鎖場を越えると、ガスが晴れてきて沖武尊山 頂から剣ケ峰山まで見渡せる稜線に出た。運がいいと思いながら雄大なパノラマに感動して、しばし絶景を眺めながら小 休止。このあと30分程度で山頂に到着した。青空が覗いてきたので下山は剣ケ峰コースを回ることにした。山頂直下は平 たい石が多く滑りやすかったが、高山植物が沢山咲き乱れていて、わくわくしながらカメラを向けては楽しい瞬間を味わう ことができた。このコースは稜線歩きができて展望がよいはずだが生憎またガスがかかり始めてなかなかよい展望が望め ない。おまけにアップダウンがきつくなってきて、剣ケ峰山の姿は見えなくなってしまった。雲が厚くなり、辺りが暗くなって きた頃、剣ケ峰山への分岐に出た。山頂まで100mと表示されている。急坂を見上げながらピストンはきついと思った。疲労 と雷雨の心配で行くか帰るか選択を迫られたが、気が付くと2020mの剣ケ峰山山頂にいた。展望は全くない。小雨も降って きたので急いで下山。下りは、傾斜が急な上に足元は木の根が張り出し滑りやすく、5回も転倒してしまった。おまけに泥濘 が延々と続き足元は泥だらけに。へとへとになって駐車場に着いた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 多くのクサリ場を越えて振り返ると 武尊山山頂から続く剣ヶ峰山への稜線
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