鉾立・・・・・御浜・・・七五三掛・・・雪渓・・・御室小屋(泊)・・・山頂・・・外輪山・・・鉾立
鉾立駐車場は早朝から満車になるというので4時過ぎにホテルを出た。5時半前に現地に着いたのに案の定満車で、 300m程手前の路肩スペースに駐車せざるを得ず、朝飯を済ませてスタートした。聞くところによると、前夜泊の車で すでに駐車場は埋まっていたらしい。気持ちをリセットして、さわやかな空に向かって、石畳の整備された登山道を進 む。展望台から山頂が見えたのでワクワクしながら歩き始めたが、夏の陽ざしがじりじりと照り付けその暑さで体力 が消耗していく。しかしながら、道端に咲く美しい草花に元気をもらうといつの間にか賽の河原のオアシスに着いた。 ニッコウキスゲ、チングルマなど高山植物の代表者が咲き誇っていたのだ。ここから御浜小屋に近づくに連れ花の種 類も豊富になっていく。固有種のチョウカイアザミがあちこちに出現。鳥海湖畔にはお花畑も広がっていた。残念なが ら鳥海湖はガスがかかり始めて、かすかに見える程度だった。帰りに期待して、御田ヶ原方面への登りに入った。ここ でも登山道の右も左もお花畑で、いつしか足取りも軽くなりチョウカイアザミのロード・ハクサンイチゲの群生に出会い 撮影を楽しんでいた。相変わらずガスがかかったり晴れたりと天気は不安定だが、七五三掛を過ぎ千蛇谷コースに入る と登山道に雪渓が現れた。これまでの雰囲気とはガラリと異なり、荒々しい岩塊の外輪山が目の前に迫ってきて鳥海山 のスケールの大きさを感じながら雪渓歩きを楽しんだ。登山口からゆっくりのペースで6時間半、やっと御室小屋に着い た。翌朝は快晴、小屋から30分で山頂を踏んだ。ガレ場と雪渓歩き、そしてお花畑と展望に恵まれた外輪山コースを楽 しんで下山した。鳥海湖の展望はリベンジを遂げることができた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 翌朝、影鳥海(かげちょうかい)現われる 外輪山からの絶景(奥は日本海がきれ〜い)
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